Break-even pointは、ビジネスや経済の話題でよく耳にする英語表現のひとつです。日本語では「損益分岐点」と訳され、英語のまま使われることも少なくありません。この記事では、英語学習者向けに「break-even point」の日本語の意味や、実際の英語での使い方を解説します☕
Break-even Pointとは
Break-even pointは、企業や事業が損も利益も出さない「ゼロ」の状態になるポイントを指します。このポイントに達すると、売上とコストが完全に一致し、そこからさらに売上を伸ばすことで初めて利益が生まれます。
- 日本語訳:損益分岐点(そんえきぶんきてん)
- 英語定義:
The break-even point is the point at which total revenue equals total costs, resulting in no profit and no loss.
具体的な例で考えてみよう
日本語の例
たとえば、パン屋を始めたとします。
- 店舗の家賃や設備費用などの固定費:50万円
- パン1個を作るための材料費(変動費):¥100
- 販売価格:1個¥300
この場合、以下の計算式で損益分岐点を求めます

つまり、パンを2,500個販売すれば、損益分岐点に達します。これ以降は利益が出始めます。
英語での説明
- “The break-even point for this bakery is 2,500 units of bread.”
(このパン屋の損益分岐点はパン2,500個です。)
Break-even Pointを使った英語例文
ビジネスでの会話例
- We need to sell 1,000 units to reach the break-even point.
(損益分岐点に達するには、1,000個販売する必要があります。) - Our analysis shows the break-even point is achievable in three months.
(分析によると、損益分岐点は3か月で達成可能です。) - To lower the break-even point, we should reduce fixed costs.
(損益分岐点を下げるには、固定費を削減するべきです。)
なぜBreak-even Pointを知ることが重要?
ビジネスの世界では、損益分岐点を理解することで以下のことが可能になります:
- 利益計画を立てる
売上目標を明確にし、どのくらいの販売が必要かを知ることができます。 - 価格設定を見直す
損益分岐点を考慮して、適切な販売価格を設定できます。 - 効率的なコスト管理を行う
固定費や変動費を見直すことで、利益を最大化する方法を考えられます。
Break-even Pointに関連する英語表現
- Fixed Costs(固定費):家賃や光熱費など、売上に関わらず一定のコスト
- Variable Costs(変動費):材料費や生産コストなど、売上に応じて変動する費用
- Contribution Margin(限界利益):販売価格から変動費を引いた金額
- Profit Margin(利益率):売上に対する利益の割合
まとめ
Break-even point(損益分岐点)とは、利益も損失も出ないポイントのことです。ビジネスで役立つ重要な概念なので、計算方法や英語表現を覚えて活用してみましょう!
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