更新日2025年2月11日

英語を学んできたのに、話せない自分
私はもともと人見知りで、初対面の人と話すのが得意ではありませんでした。それでも、小学校から英語の授業を受けてきて、単語や文法はそれなりに覚えていたし、テストの点も悪くなかった。だけど、いざ外国の人と話そうとすると、言葉が出てこない。
「今まで勉強してきたはずなのに、なぜ話せないんだろう?」
そう思うたびに、自分に対して悔しさがこみ上げてきました。
伝えられなかった悔しさ
そんな私にとって、ある出来事が大きな転機になりました。
ある日、外国の人と話す機会がありました。話しかけてみたかったけれど、うまく言葉が出てこない。頭の中では言いたいことがあるのに、英語にする方法がわからない。結局、翻訳機を使ってなんとか会話をつなげたものの、相手の言葉にすぐに反応できず、もどかしさを感じました。
「もっとスムーズに会話ができたら、もっと楽しく話せたのに……」
そのときの悔しさが、私の中でずっと残りました。
「英語を話せる自分になりたい」
それから私は、「話せるようになりたい」という気持ちが強くなりました。
ただテストのために勉強するのではなく、「実際に使える英語」を身につけたい と思うようになったのです。
翻訳機なしで、ちゃんと自分の言葉で気持ちを伝えられるようになりたい。
英語で話して、もっと自然にコミュニケーションを楽しめるようになりたい。
そう思った私は、少しずつ英語を話す機会を増やしていきました。最初はオンライン英会話を試したり、英語で日記を書いたり、映画を字幕なしで観たり……。少しずつ、話せるフレーズが増え、自信もついてきました。
英語を学ぶのは、自分の世界を広げること
今では、英語を話せるようになることは、単にスキルを身につけることではなく、「自分の世界を広げること」 だと感じています。
人見知りで内気だった私でも、英語を通じて新しい人と出会い、話せるようになる楽しさを知ることができました。あのときの悔しさがあったからこそ、「もっと話せるようになりたい」と思えたのだと思います。
英語を学ぶ理由は人それぞれですが、「話したい」という気持ちさえあれば、きっと誰でも少しずつ成長できるはず。もし同じように「英語を話せるようになりたいけど、自信がない」と思っている人がいたら、私の経験が少しでも背中を押せたら嬉しいです。
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