更新日2025年3月21日

電話対応で「お繋ぎします」と伝えたいとき、英語ではどんなフレーズを使えばよいのでしょうか?
この記事では、基本の言い回しから丁寧な表現まで、「電話をお繋ぎします」の英語フレーズをわかりやすく整理し、実際に使える例文とともに紹介します。英語での電話対応に不安がある方も、これを読めば自信を持って話せるようになります。
最もよく使われる表現:「I’ll put you through.」
このフレーズは、電話を他の人や部署に取り次ぐ際によく使われる自然な言い回しです。
意味
「お電話をお繋ぎします」
例文
- Just a moment. I’ll put you through.
(少々お待ちください。お繋ぎします) - I’ll put you through to Ms. Sato.
(佐藤にお繋ぎします)
口頭での電話対応において、非常に一般的な表現です。
丁寧で説明的な表現:「I’ll transfer your call.」
「transfer」は「転送する」という意味を持ち、より丁寧で事務的な印象を与える表現です。
意味
「お電話をお繋ぎします」「お電話を転送いたします」
例文
- I’ll transfer your call to the sales department.
(営業部にお繋ぎします) - Please hold while I transfer your call.
(お電話をお繋ぎする間、そのままお待ちください)
ビジネスシーンやコールセンターでよく使われます。
フォーマルな印象の表現:「I’ll connect you to…」
「connect」は「つなぐ」「接続する」といった意味を持ち、ややかしこまった印象になります。
例文
- I’ll connect you to the person in charge.
(担当者にお繋ぎします) - Let me connect you to Mr. Yamada.
(山田にお繋ぎいたします)
よりフォーマルな場面や丁寧さを求められる電話対応で使われることが多い表現です。
電話を繋ぐ前に使える丁寧なフレーズ
電話を繋ぐ前に一言添えることで、より丁寧でスムーズな応対になります。以下のようなフレーズを覚えておくと便利です。
少々お待ちください
- Just a moment, please.
- One moment, please.
相手に少し待ってもらいたいときに使います。
そのままお待ちください
- Please hold the line.
- Hold on, please.
「電話を切らずにそのままお待ちください」という意味で使われます。
これらは「I’ll put you through」や「I’ll transfer your call」などの取り次ぎ表現と組み合わせて使います。
例文
- Just a moment, please. I’ll transfer your call.
(少々お待ちください。お電話をお繋ぎします) - Please hold the line. I’ll put you through now.
(そのままお待ちください。今お繋ぎします)
状況別・使い分け早見表
シーン | 英語表現 | 丁寧さのレベル |
---|---|---|
カジュアルな電話応対 | I’ll put you through. | 普通 |
丁寧に対応したい時 | I’ll transfer your call. | やや丁寧 |
よりフォーマルな対応 | I’ll connect you to ~. | 丁寧・かしこまった印象 |
まとめ
「電話をお繋ぎします」は英語で以下のように表現します。
- I’ll put you through.
自然でよく使われる基本表現。会話の中で最も使いやすい。 - I’ll transfer your call.
丁寧で説明的な表現。ビジネスやコールセンターなどで使用。 - I’ll connect you to ~.
よりフォーマルでかしこまった印象を与える表現。
これらのフレーズを場面に応じて使い分けることで、英語での電話対応がスムーズになり、相手に丁寧な印象を与えることができます。
コメント